リリーちゃん

台風の日、突然プミーの兄妹猫をもらってくださったK澤さんから電話がかかってきました。K澤さんは風邪気味の弱々しい声でリリーが雨の中出て行ってしまったの…と、私は、家猫ちゃんなのでそうは遠くへは行っていないですよ！と安心してもらえるよう強気で言いました。数ヶ月前にK澤さんのご主人は身体の不調が多々でてきてしまい、検査の為通院を繰り返し、現在治療の為入院されているのですが、リリーはとにもかくにもお父さん大好きで毎日ず〜〜っと一緒に過ごしていました。そのお父さんがこつ然と姿が見えなくなってしまったのでリリーはお父さんのベッドにしがみついてそこから離れない日々だったそうです。情緒不安定になっているリリーを心配してK澤さんも色々気にかけているのですが、病院に通わなくてはいけないし本当に大変な日々なのでした。そんな中リリーが出て行ってしまったのでK澤さんも憔悴しきっていたので、絶対に帰ってきますよ！！と励ましました。私もずっと心配していたら、次の日、リリーが泥んこになって帰って来たわ！と連絡が入り、良かった！良かった！とほっとしたのでした。…猫は本当に驚く程繊細で、小さな体で色々感じているのだな〜と切なくなりました。早くリリーちゃんのお父さんの病気が治って戻ってくるよう祈るばかりです…。
今日はリリーちゃんの画像がないのでプミーをモデルにして下手なイラストです。