Tuesday, October 24, 2006

夜の子猫



クロちゃんはとてもおてんばで、あっけらかんとした性格なので色々な所でころんころんしたり木登りしたり、ひとりで楽しく遊ぶ元気な子猫でした。当時、夜になると空気がひんやりしはじめた季節、何気なく窓から外を見ると、クロちゃんが庭に放置してあった古い火鉢の中でじっとしていたかと思うとピョンと出たりしてひとりで遊んでいました。何だか月に照らされた下でクロちゃんはひとりの時間をとても楽しんでいるようでした。
それと驚いたのは、真夜中、母と子三匹でお散歩しているのかなと思ったらもう一匹の陰がありみんなでその一匹を囲み、すりすりしたり、甘えるようにしていて、もしやこれはお父さん!?と思ったのです。その猫はたまに見かけていて首にいつも伊勢丹のリボンとかお菓子を包んでいたリボンなどをつけていたのでリボン父さんと呼ぶ事にしました。その後ご近所情報で、そのリボン父さんはこの近辺のボス猫で飼い主さんがご近所の人だという事などがわかってきたのでした。

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